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【むずかしい】イタリアを格下げか 政府反発

投稿日:2016年8月8日 更新日:

[ミラノ 5日 ロイター] – 大手格付け会社DBRSは5日、現在「A(low)」としているイタリアの信用格付けを格下げ方向で見直す方針を明らかにした。イタリア政府はこれに反発し、異議申し立てをする可能性を示唆した。

主要格付け会社4社で現在、イタリアを「A」としているのはDBRSのみ。4社の格付けは、欧州中央銀行(ECB)が各国銀行に資金供給する際の担保要件設定に活用されており、格下げされれば、国債を担保にECBから融資を受けている銀行にとってコスト増につながる。

DBRSは、国民投票をめぐる政治的不透明感、銀行への圧力、ぜい弱な景気回復、海外環境の不安定化を理由に、見直しを定例のスケジュールに縛られずに実施することを決定したと説明。

この決定を、イタリア経済省はルール違反と批判し、異議申し立てを検討していると発表した。

DBRSのソブリン格付け責任者、ファーガス・マコーミック氏はロイターに対し、さまざまな要因によって「累積した懸念」が生じたとし、中でも国民投票が決定の決め手となったと述べた。

DBRSは3カ月程度で見直し結果を発表する見通し。「格下げする場合、2段階以上引き下げることはない」としているが、1段階の引き下げでも「BBB(ハイ)」となりA格を失うことになる。

*内容を追加しました。

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